1. 専門医や認定医としてキャリアアップしたいとき

専門医や認定医としてキャリアアップしたいとき

専門医や認定医を目指すことは転職や昇給の面で有利

「将来は内科の認定医になりたい」「糖尿病の専門医になるのが夢だ」など、キャリアアップを転職理由にする医師も少なくありません。
専門医や認定医になれば、医師の専門性を客観的に第三者機関(学会)が認定していることになり、キャリアアップはもちろんのこと、転職や昇給の面でも学会から認定されていない他の医師より有利になります。(医師転職に必要な資格より引用)。

実際に患者を診察する段階であっても、医師が学会から認定されていれば患者からの信頼感も厚くなり、なによりも医師自身の自信にもつながります。
ただ漠然と仕事をするのではなく、診療科目のエキスパートであるという学会からの認定を目指し積極的に転職することは「キャリアアップに前向きである」ととられ、転職する医師にとってはかなりのプラスイメージになります。

ただし、認定するのはあくまでも学会であり国ではありません。
公的なライセンスではないことを頭に入れておきましょう。

2017年4月から新しい研修制度がスタートするなど、認定制度も日々進化

現在多くの認定医や専門医が存在するこの認定制度ですが、1962年に日本麻酔学会が指導医制度を作ったのが始まりです。
多くの認定機関(学会)があるものの、統一された基準がないために、認定された医師のレベルにばらつきがありました。
他にも、認定がとりやすい診療科目がある一方で、認定がとりにくいものもある、患者からの信頼度や認知度が思ったほど高くない、などの問題もありました。

今までは各学会がバラバラに認可していたものを統一。
2017年4月から「日本専門医機構」が認定する新しい研修制度がスタートしています。

医師の専門性を高め、患者により安心して医療ケアを受けてもらいたいという目的から、認定制度も日々進化しているのです。
医師は最新の情報を収集し、たえず勉強していく姿勢が必要でしょう。

医師の転職はキャリアアップをするための一歩

医師のキャリアアップにも、さまざまな形があります。
学会から認められるだけではなく、大学病院から民間病院へ転職して医長や部長、院長などの役職に就くと給与も大幅にアップしますし、責任の重みも増すことに。
医師不足の過疎地や離島で地域医療の重要な役割を負うことも、スキルアップのひとつの形と言えます。

どのような道を選ぶにせよ、転職を避けることはできません。
今の職場で重要なポストにつく、認定医・専門医になるための研修を受けることができればいいのですが、それができないときは転職を考える必要があります。

最終的な目的や夢をしっかり持ち、ぶれずに前進することで夢を叶えることができます。
転職はそのための一歩です。